カップ麺1個600円に衝撃 in ハワイ
3年ぶり“規制なしGW”でハワイに行ったら激変してた…物価高&円安で「カップ麺600円」
3年ぶりのハワイ、何もかも様変わり日本語が話せるスタッフはレイオフ、レンタカー、ガソリン、ホテルなど…
フードコートでは「焼きそば、ラーメン」を頼んで2品で約4,000円。物価が2、3割全体的に上がっている。また手軽な軽食ですら、軒並み高くなっている。カップ麺が600円。
アメリカ労働統計局などによると、原油高騰などの影響でハワイの物価は上昇している。
マスクしている人は日本人だけ……円安1$132円、徐々に1$135 円に迫る、円安コレは良い事?
3年ぶり“規制なしGW”でハワイに行ったら激変してた…物価高&円安で「カップ麺600円」
【参照先】FNNプライムオンライン2022/4/29(https://www.fnn.jp/articles/-/354086)
日本経済の本丸は地方.中小企業経済圏である
実は、日本のGDP7割、雇用の8割は中堅・中小企業(個人事業主を含む)が支えています。その数413万社、うち法人が276万社に及ぶこの比率はますます上昇を続けます。この413万社の63%を超える法人個人経営が赤字決算です。日本経済の主流の生産性向上なくして日本経済の成長戦略は描けません。このローカル経済圏の生産性の低さが「失われた30年」のデフレです。
東京の日本のGDPに占める割合はわずか3割、日本のグローバル大企業のGDPに占める割合は10%にも満たないです。ローカル経済圏を元気にすることこそが経済政策であり、ど真中の問題です。「失われた30年」は、如実に数字が示しています。
国内世帯消費支出MAX33.5万(1993)→27.8万(2020年)なんと17%の減少です。
実は、アメリカをはじめ先進国成熟国家は全てローカル経済圏がGDPの7割を大幅に超えています。ここは地方の中小企業、個人事業主のリアルでシリアスの経済圏です。
全雇用者5,963 万人の31.1%、1,854万人が年収200万以下の*ワーキング・プア(2020年統計)
製造業(建設業を含む)広義のサービス業に移動750万人を超える(2000年から2020年)
所得は、労働者平均560万円からサービス業平均所得390万円に実質28%の年収がダウンしました。
もはや待ったなし、ローカル経済圏の大改革こそが日本経済再生(生産性向上)に挑戦することしか解決策はありません。そのため、官民挙げての「事業再構築補助金」です。危機の時は若い人が新陳代謝です。人の意識が変わり、価値観が変わり、ライフワークスタイルが変わります。今こそバリューを適正価格に値上げ、人件費も上げて生産性向上に挑戦する好機です。
事業再構築補助金を拡充「地方の起業家を後押し」 ―岸田首相
岸田文雄首相は、新型コロナ禍を受けて業態転換に取り組む中小企業支援する「事業再構築補助金」について、物価高騰の中で新規の事業に挑戦する中小企業をあと押しする「特別枠をつくる」と述べ、さらなる拡充する考えを示した。
【参照先】JIJI.COM 2022/4/16(https://www.jiji.com/jc/article?k=2022041600262&g=pol)
物価高騰!緊急対策を発表[民間資金を合わせた事業規模は13兆円]…岸田首相
2段階アプローチ対策で臨む・石油資源高騰を受け、エネルギー市場安定に向けた手段として原子力発電の活用促進に言及した。
【参照先】日本経済新聞 2022/4/26(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA25B8S0V20C22A4000000)
人口変動・人口構成(超高齢化社会)人類史上初は、正確な未来予測・明るい未来に向かって!
・総人口1億2278万人、2020年出生人数81万人、死亡者数142万人(総務省統計2021年1月20日発表)
2050年1億人(1970年と同じ)年齢構成は65歳以上7.1%、2050年38%となり3800万人になります。アメリカのZ世代は総人口の約2割。日本では総人口の13%しかいません。全世界のZ世代は約25億人、全人口の32%を占めます。人類史上初「超高齢化社会」に突入した日本は、Z世代人口比率はわずか13%となります。
このファクトが示すとおり、保険、年金、社会保障も継続は不可能である「100年続く安心のみんなの保険、年金」と謳ってもミレニアムZ世代は誰も信じていません。その事実は国民年金保険料の未納滞納に如実に現れています。この社会的大問題の課題解決をどうするか。政治抜きでは解決不可能であり、特に40兆円の予算に切り込む必要です。世界一病床数の多い我が国がなぜコロナ感染者が入院できないのか。自宅待機、PCR検査の問題も早急に原因を分析して改善する必要です。EU、フランスは少子化を見事に解決した国であり、少子高齢化対策(*シラク三原則)は、出生率は2.0を超えました。高福祉国家フィンランドは自慢の社会保障システムは崩壊、携帯電話世界No.1のノキアも他に押され大リストラ存続の危機です。
成功している国の課題解決策は、とてもシンプルもので「Young Supporting Old」から全世代が社会を支える「All Supporting All」に背水の陣の変革で見事に成功しているのです。
次世代を担う教育に集中投資、高等教育は英語でEU圏内から留学生が数多きます。結果、国民幸福度の高い教育大国、高福祉国家が実現、デジタルは人を幸せにするためのインフラです。
世界一幸せな国とされるフィンランド共和国首相サンナ・マリン(女性)は、34歳で当選しました。組閣19人のメンバーの内12人は女性でジェンダーギャップもLGBTもクリアにされた社会です。
サンナ自身もレインボーファミリーで育ちました。質の高い高福祉国家の教育システムのおかげで「前を向いて生きる事ができました」と彼女を励まし、見守ってくれた先生方に感謝の気持ちをSNSでスケールしています。
我が国も本気で「人が主役のリアルとデジタル環境が融合した社会」に変化対応することです。
下記、「人生100年時代の働き方とQOL (Quality of Life)の両立を考える」はぎわらひろみ/noteも参考に是非読んでください。
世界経済激震・暗夜に閃光
パンデミックは世界経済に多大な影響を与えています。米、英国連邦、欧州、日本もローカルが損傷しました。
グローバルの次は、金融。そのツケは国に行きます。民主主義国は、全て*LGFNの潮流です。
結果、経済との両立With CORONAに舵を切りました。パンデミックからエンデミックを目指すも束の間でした。
ロシアによるウクライナ侵攻、民主国家は団結してウクライナを支え続けています。ロシアの経済制裁は、エネルギーリスクを顕在化、ウクライナのひまわり油、小麦など世界は一斉に資源高になっています。
有事の円買いは、今は昔のように1ドル132円を超える円安です。徐々に135円に迫り、日本の価値が下がっていることの証です。
日本経済のV字回復をするには、ローカルの中小企業経済圏の生産性向上しかありません。DX、CXを国が上げて推進すると、雇用が失われるとよく聞きますが、マスコミのデマではないかと私は思います。ローカル経済圏は猛烈な人手不足です,看護士、介護士、エッセンシャルワーカーのオーバーワークは目に余る惨状です。ローカル経済圏はリアル,シリアスがあり、そこにDXとCXを融合させれば生産性向上は容易に実現可能です。20%アップの「生産性向上」を目指して下さい。
トヨタをはじめ日本のグローバル企業の生産性は高く日本の宝です。しかし、更なる生産性向上は厳しいです。100M9.9秒で走るスプリンターに「もっとタイムを縮め世界新記録を目指せ!」といっても至難の業です。ローカル経済圏は、FAGAMにもアリババ、テンセントにもどんなプラットフォーマーにも攻め込まれません!
実は、リアルシリアスとデジタルは相性がいいのです。顧客は真面目で浮気をしないシニア、高齢者、地域住民です。甲子園で故郷の高校が出場すれば町を上げて応援、寄付も集まり、「負ければ涙、次がある頑張れ!」と心からのエールを送ります。そんな善良な市民がカスタマーです。バリューを提供して適正価格に値上げ、DXとCXで業務を可視化、探索と深化「*両利きの経営」で大幅にコストを下げて質を上げることができます。給料も上げてサービスの質も上げて、その上お客様に喜ばれるそんなビジネスに挑戦して下さい。国、都道府県、全ての官庁が「事業再構築補助金支給」で支えてくれます。地域を愛する二代目三代目老舗の若旦那たちのボランティア団体* JC.青年会と力を合わせて、地域の官庁、住民まで巻込み、ローカルから輝かせてください。まさに「暗夜に閃光」、天の時は地の利にしかず、地の利は人の和にしかず。力を合わせ、前を向いて挑戦して下さい。
「情熱の炎」は伝播します。明日の成功を願って!
下記も参考に是非読んでみてください。
(参考資料)「両利きの経営」入山章栄・富山和彦W解説 チャールズ・A. オライリー (著), マイケル・L. タッシュマン (著), 入山 章栄 (翻訳), 渡部 典子 (翻訳)
おわりに「行かなかった道」の言葉を挑戦する貴方に送ります。
Two roads diverged in a wood, and I… I took the one less traveled by and that has made all the difference.
森の中で道が二つに別れていた、そして私は…私は人があまり通ってない道を選んだ、それが、すべてを違ったものにしたのだ!……ロバート・リー・フロスト作
萩原 大巳 (Hiromi Hagiwara)
一般社団法人RCAA協会 理事長
オフィス移転アドバイザーとしての実績は、600社を超える。原状回復・B工事の問題点を日経セミナーで講演をする。日々、オフィス・店舗統廃合の相談を受けている。オフィス移転業界では、「ミスター原状回復」と呼ばれている。 |