ニュースプラス一覧
グローバル・ブリテン「ロンドン」は資本主義の断末魔?
コロナパンデミックとデジタル革命が人間の価値観をどう変えたのか? ロンドンはヨーロッパ随一の国際都市であり、テムズ川東側の再開発地区であるカナリー・ワーフは、かつて衰退していた倉庫街からカナダ系デベロッパーによって国際金融の新エリアとして開…
大国・中国社会主義市場経済の崩壊
2024年6月の中国情勢「邦人への警告と経済危機」 2024年6月、日本大使館は在中国邦人に対し、外出時に周囲の状況に十分注意するよう勧告を発表しました。同じ月、中国外務省は異例のコメントを出し、靖国神社を冒涜したインフルエンサーに対し、節…
ドバイの奇跡「最大最速の自由都市の秘密」
アラブ首長国連邦(UAE)は、7つの首長国が協力して築いた連邦国家であり、各首長国は民族の尊厳や歴史を国旗と国章で象徴しています。国旗の黒は植民地時代の苦難を、赤は聖戦での犠牲者を、白は清浄な生活を、緑は豊かな国土を表していま…
台湾の不動産市場「高騰する価格と安定しない賃貸の現実」
中華華人8000万人から見たアジアの未来「台湾」 歴史は繰り返され、米中の超大国は深い疑念と不信感に取りつかれ、情報戦、経済戦、軍事戦を展開し、21世紀の冷戦の様相を呈しています。中国経済はデフレ恐慌の真っ只中であり、習近平体制の存続が最優…
グレートエスケープ!!中国本土・香港からの知識階級と人財大移動がはじまっている
世界の金融センターとして知られるシンガポールの不動産事情 シンガポールは人口約570万人で、国土面積は日本の東京23区とほぼ同じです。人口構成は中華系が74%(約420万人)、マレー系が14%(80万人)、インド系が9%(50万人)で、世界…
シンガポール「アジアビジネスの中心地としての魅力と挑戦」
なぜ多くの企業がシンガポールをアジア事業のハブとして選ぶのでしょうか?その理由は多岐にわたります。シンガポールは地政学的にアジアの成長市場の中心に位置し、高い給与水準と比較的高い家賃が特徴ですが、それを補う多くのメリットが存在…
進む強権統治 「人・物・金・情報」が香港から逃げ出し、香港の空洞化が始まった
「一国二制度」の下での自由な香港は、国家安全維持法と国家安全条例が施行されたことで、その地位を失いました。かつてアジアの金融の中心地として栄えた香港ですが、多くの金融機関やグローバル企業がシンガポールや東京へと事務所や店舗、さ…
日本最大料理レシピサイト「クックパッド」経営危機
企業再生の道を探る コロナ禍はクックパッドにとって追い風のはずなのに、経営危機に陥っています。株価総資産30億円に激減しました。売上も低迷し、営業利益も低下しました。前期の赤字は35億円に達しました。この原因の一…
店舗・飲食店ショック!倒産と人手不足の闇に迫る!
飲食業界は、コロナ前は20兆円を超える大きな産業でした。この業界は、アルバイトや特別なスキルや高学歴が必要ない人たちの雇用の受け皿でした。しかし、コロナ禍により大きな打撃を受け、2023年の売り上げ予測では14兆…
リーマン・ショック再来? 米国「商業不動産ローンデフォルト」市場規模2,600兆円
2023年3月、アメリカのシリコンバレー銀行とシグネチャー銀行、ファースト・リパーク・バンクが相次いで破綻しました。破綻前から、商業不動産の基本的な価値が低下し、そのローンの不良債権化のリスクが特に中小銀行に影響を及ぼす可能性…