オフィス移転の新しい選択肢
入居時にコストをかけてデザインしたオフィスには、優れた内装設備やITファシリティなど、オフィスの価値を高める様々な要素が含まれています。
このような価値あるオフィス環境も原状回復を行っては、ゴミ(建築廃棄物)となってしまいます。
価値あるオフィス環境を再利用し、地球環境にやさしい取組み(サステナオフィス移転)を当協会は推奨します。
- セキュリティ(入退室管理、警報装置、監視カメラ)
- IT設備(OAフロア、LAN、サーバー室、電源)
- 会議室(大型ディスプレイ、サインボード)
- 内装(床、壁、天井、パテーション)
- インテリア (照明、絨毯、カーテン)
- 什器 (椅子、テーブル、ソファ) etc
契約書条項を盾に、原状回復(オフィス造作等の撤去、貸方基準に回復)の履行を求める。
相反する考え
・CO2削減
・電力の安定供給 など
環境/サステナビリティに対する責務があります。
ビルオーナーは、CO2削減や電力の安定供給などテナントに安心・安全・快適を提供することがテナントより選ばれるビルオーナー、また優良ビルとして評価されることを目指しています。
BOMAインターナショナル(Building Owners and Managers Association International)や「低炭素ビルに関する評価指標」、「建築物環境計画書制度」などによって評価されるもので、BOMAの評価項目にあるとおり、「エネルギー」や「環境/サステナビリティ」に対する取組みはビルオーナーの責務と考えられています。
退去時の原状回復を賃貸借契約書に基づいて履行を求めますが、一方では、環境/サステナビリティに対する取組みを推進する責務を持っているのです。
当協会は、環境/サステナビリティの取組みの強力な手段として居抜きによるオフィス移転を推奨します。またビルオーナー様の大切な資産である建物の品質維持に全面的にご協力させていただきます。
サステナオフィス移転(サステナビリティによるオフィス移転)を推進するRCAAは、価値あるオフィス環境を居抜きによってリユースする方式を、ビルオーナーに理解してもらえる専門家集団です。だから居抜きが実現できるのです。(借主資産の無償譲渡、原状回復承継テナントのご紹介・ご協力させていただきます)
居抜き移転を合意
サステナオフィス移転(居抜き)は、テナント側の資産である既設のオフィス環境を、有効利用してもらうための譲渡について、ビルオーナーの理解を得て実施することです。
地球環境にやさしい
原状回復承継で移転コストの低減
(ファシリティマネジメント)
賃貸借の空白期間の削減
(プロパティマネジメント)
上記のようなメリットなどがあります。
また、原状回復を行った場合には、テナント入居時の設計デザイナー、施工業者等が行った価値あるオフィスとするための工夫や努力が不意になってしまいます。
価値あるオフィス環境はビル(建物)の価値を高めている要素の一つとして、受け継がれていく社会づくりが求められています。